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徒然

】 2011.05.22

社会に出てから干支も一回りし、今36歳。

それぞれの年代で自分なりに理想を描きながら、でも現実との狭間でもがきながらやってきたつもりですが、振り返って見るといつでも自由なポジションに憧れていたように思います。

高校時代、アルバイトや音楽、テニス、スキー、デート、飲み会、地元や学校の仲間との遊び…とやりたい事(?)がたくさんあって、それらを謳歌しても誰にも文句を言われない位の成績は取ろうと、入学時に決めました。

通学時間が往復5時間あったお陰で、電車の中で教科書を読んでいただけで何とか好きな学部を自由に選べる程度の成績はとれたものの、いざ選ぶ段になってどの学部にも興味がない事に自分自身愕然としました。

結局選んだ学部は社会学部という、経済も法律も心理学も統計学も、浅く広く授業を受けられるような学部。
理系ではその先の進路が狭められると考え、当然のように文系のしかも幅が広すぎてイマイチ何を学ぶのかもわからないような学部でした。

ここでもまた、いずれ社会に出る時に好きな分野に自由に行ける程度の学部を出ておこうという選択基準が働きました。

社会人の第一歩を踏み出したのは都市銀行。
銀行もまた、あらゆる業種に関われ、幅広い業界につぶしが利く職業。
いつか独立することだけは中学の頃から決めていたので、どんな業界にでも自由に転がれる会社を選んだというわけです。

高校、大学、社会人と、人生の節々で自分が選択してきたのは、何かを1つに決めず、将来にわたって自由な選択肢を持ち続けられるポジショニング。

自由なポジションと言えば聞こえはいいですが、結局のところ自分の将来を何かに決めきれずに大人になってしまったというだけでした。

その後、色々な「タイミングと勢い」が転機となり、えいや!という感じで銀行を辞め、それなりに紆余曲折を乗り越えた延長線上に今のこの会社があります。
あの頃思い描いていた大人になれているのかどうかまだわかりませんが、会社や世間体に縛られることなく、自由に仕事をしている事だけは確かです。

大企業を飛び出して11年。今、あの時感じた「タイミングと勢い」を再び感じ始めています。

そして確かに感じ始めたこの勢いに、決して怯まず、成長のためにリスクを取って、きっとこの次のステージに辿り着いてみせる、と意を新たにしています。

先日増床し、まだ何もない5Fフロアーから、向かいのビルで夜遅くまで熱心に勉強している小学生たちを眺めながら、あの頃を振り返りつつ一人徒然に思っていました。

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