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微力だが無力ではない。

】 2011.03.19

3月11日14時46分。 東日本を襲った大震災。 1週間以上が経過した今、被災地が最も望んでいる事はなにか。救援と復興だ。 いずれも、社会と経済の円滑な回復が前提条件だ。 ひたすら事態に悲嘆し、状況の深刻さだけを吹聴して、様々な活動を自粛するだけでは決して得られないものだ。 そればかりか、喪に服し自粛すればする程、事態は深刻化する。 「被災地がこんな状況の時にそんな事していられない」「よくこの状況でそんな事が出来ますね」 この手の言葉は街中の至るところで聞かれる。 でも私たちはもっと深く遠く考えなければいけない。 あなたの大切な人が病で倒れ絶望に暮れている時、あなたが隣で添い寝をして一緒に泣き暮れる事で何が解決するだろう。 そんなのは最初の数日で十分だ。 もし私が突然の病で倒れた側なら、妻や家族には辛くても希望を持って笑っていて欲しい。 いつもの生活を、まるで絶望なんて言葉はこの世に無いかの如く、維持して欲しい。 「今日行ってきた披露宴はこんなに素敵で楽しかった」とか、 「今日の入学式で娘はこんなに誇らしい笑顔だった」とか、 自分がどんなに絶望的な状況でも、すぐそばに弛まぬ日常があって、喜怒哀楽があって、そういう話を見聞きしてこそ、初めてこちらも希望を共有できるんだと思う。 きっと快復してこうするんだ、という目標や夢を持てるんだと思う。 経験的には、人は例えどんなに絶望的な状況でも、小さな希望の灯火が胸にありさえすれば、前を向いて一歩を踏み出すことが出来る。 逆に、はたからみればまだ希望の光が見える状況でも、心が絶望すると事態は最悪に向かう。 これから日本は二次的災害ともいうべき経済災害に直面する可能性が極めて高い。 もうすでに都内の中小個人の飲食業やサービス業、娯楽産業等では売上の激減が襲っているという。 大企業と違いBSが脆弱な中小個人は、売上半減が3ヶ月も続けば壊滅的だろう。 全企業の9割以上を占める中小企業が倒産すると、リストラの嵐が吹き、雇用がなくなる。 それは住宅ローンの延滞を急増させ、金融機関の不良債権を増大させる。 金融機関は自己資本比率が悪化し、貸し渋る。そしてまた多数の企業が倒産する。 この悪循環がグルグルと回る。 やがて被災地の窮状が回復し生活をスタートする段になった時に、彼らが復帰する仕事もなく、お客もいない。 経済は停滞し、しかもそれらは今回の被災がきっかけとなった、とあらばどんな心持ちだろうか。 我々、被災が最小限で済んだ者は、胸を張って日頃の生活と経済を謳歌し、自分の場所で自分が被災地の為に出来ることをひた向きに行うべきなのだ。 しかし残念なことに、被災地では少ない物資を分け合っていて、東京では豊富な物資を奪い合っている。 被災地の方はそれでも前に進もうと励ましあっていて、東京の人々は引きこもるかのように心も経済も自粛している。 誰かが言っていた。 「知恵がある奴は知恵を出そう。力がある奴は力をだそう。金がある奴は金を出そう。 『自分は何にも出せない』っていう奴は元気を出そう。」 笑うのを我慢して、楽しむのを我慢して、外食を我慢して、遊びを我慢して。 その我慢が被災者に提供できるものは何も無い。 私たち1人1人が出来ることは本当に小さなことで、私個人で言えば、その余りの小ささに心底情けなくなる。 でも信じよう。1人の力は、本当に微力だが、無力ではない。 当社はあえて、募金セールのようなものはしない。 募金という名のもとに売上を集めることに、どこか釈然としないものを感じるから。 いつもどおりの店舗運営を地道に行い、その結果の自分たちの収益を削るかたちで義援金を捻出したいと思う。 東京の片隅にある小さな会社の力が、微力だが無力ではないこと信じて。

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