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2021年。

】 2021.01.01

2021年。たった今、年が明けました。
2020年は本当にいろいろな事が起こりました。

私が書くまでもなく、コロナに人類が翻弄された1年間でした。
弊社介護事業部では、大出血を垂れ流すことを覚悟で二か月に及ぶ自主休業を致しました。
進むも退くもそこに正解はなく、国や地方自治体ですらその指針は示しません。
まさにすべてが自己責任。
守らなければならないものは地域の高齢者、利用者様たち。関連事業所やケアマネ様たち。社員従業員たち。そのご家族方。築き上げてきたはずの有形無形の信用。
それら全てが会社に紐づいているのだから、会社は命に代えて守らなければなりません。
生きることが仕事であり、仕事で生きているからこそ、どうせ苦しいのなら笑って楽しんでやる。そんな一年間だったように振り返ります。

僕らは攻めました。
歩みを止めず出店と拡大を進捗し、10人を超える採用をしました。
人に話せば責められました。
ただでさえ苦況な介護業界で、このコロナ禍。重篤化しやすい年齢層や既往層が対象です。
そんなリスクを取って大丈夫なのか。勝算はあるのか。事業計画が甘いのではないか。責任はとれるのか。
せめて給与を下げるべき。賞与は見送りなさい。云々。

綺麗ごとと言われるだろうけれど、このままでは急速に疲弊していくであろう地域の介護を利用者様達を守るため。
攻めなければ落ちていくだけのこのコロナ禍で、どんな形であれ業績を作り成長させ会社を存続させるため。
身動きが取れない嵐の中で、僕らは無い知恵を絞り、感染対策を徹底し、そこにコストをつぎ込み、リスクを分析し、仲間を増やし、研修し、人を育て、そして借入をして、嵐が過ぎ去ったら満を持してたくさんの日の光を浴びられるよう足元を固めていました。
悪天候の中で大枝が折れた木も、大地深くにしっかり根を張ってさえいれば、いつか必ず幹を太くし枝葉を伸ばし満面に陽光を浴びられるようになる。
そう信じてひたすらに根っこを張り巡らした一年間でした。

昨日の都内感染者が1337人。遂にオーバーシュートを迎えたようです。
僕らのスタンスは一貫して変わりません。
利用者様にとって、地域の介護行政にとって、良いと思うことをひたすら地道に続けます。えがおに通いたいと嬉しいお声を頂ける限り、僕らのペースで前に進みます。僕ららしく続けてやります。
時にまた歩みを止めざるをえない事態が来ても、立ち止まって嵐の被害を最小限に留められるよう身を低くして、また歩きだせる日のために、出来ることを1つずつ考えながら実践します。
願はくは、張り巡らせた根っこからたくさんの養分を吸収して、コロナが落ち着いた時に大きな枝葉を実らせ、みんなで笑って胸を張って日の光を浴びる日が一日も早く来ますように。

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リスク上等。全力でヘッジして歩み続けてやります。

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