現世観
【プライベート】 2016.12.31
死について考える。
そんな1年だったように思う。
それは等しく生について思いを巡らすこと。
大往生と言うべき天寿を全うした人。
少し急ぎ足に波瀾万丈に生ききった人。
末期癌と真正面から闘い、あらゆる手を尽くしてこの世を去った人。
全ての責任を背負って、自らその終わりを決めた人。
たくさんの愛すべき人たちがあっという間に、立て続けに、逝ってしまった。
生きた年数や、その終わりの告げ方で、受ける悲しみの大きさは違うものだと思ってた。
でもそうではなかった。
終わりを予期できていようが、突然だろうが、悲しい。
今更ながら、人の命は儚いな、と思う。
時が経つのはあっという間だし、何をどれだけ手にしてもぜんぶ置いて逝く。
故に、人の命の尊さを、思い知る。
生きていることそのものに体一杯で感謝しなきゃな、と思う。
この世は受け取り方の世界だとあの人は教えてくれた。
幸せは、なるものではなくて、感じるもの。
毎日美味しく食べられて、子供達は元気、親も日々笑って暮らしてくれている。
爆撃機の襲来はなく、赤紙も届かない。
大好きな仲間達と仕事をさせてもらって、かけがえのない友たちと休みに集ってはくだらぬ話ばかりして。
失敗も成功も、うまくいくこともいかないこともそれなりにあるけれど、心は穏やかで平和だ。
絵に描いたような成功人生じゃなくていいや、自分の心が幸せを感じられるのなら。
遠い昔のご先祖様の誰一人欠けても、今はありえない。
時間をこえた大きな生命のほんの一瞬、命のバトンを今持たされているのなら、僕は必死で走ろう。
そんな1年だったように思う。
それは等しく生について思いを巡らすこと。
大往生と言うべき天寿を全うした人。
少し急ぎ足に波瀾万丈に生ききった人。
末期癌と真正面から闘い、あらゆる手を尽くしてこの世を去った人。
全ての責任を背負って、自らその終わりを決めた人。
たくさんの愛すべき人たちがあっという間に、立て続けに、逝ってしまった。
生きた年数や、その終わりの告げ方で、受ける悲しみの大きさは違うものだと思ってた。
でもそうではなかった。
終わりを予期できていようが、突然だろうが、悲しい。
今更ながら、人の命は儚いな、と思う。
時が経つのはあっという間だし、何をどれだけ手にしてもぜんぶ置いて逝く。
故に、人の命の尊さを、思い知る。
生きていることそのものに体一杯で感謝しなきゃな、と思う。
この世は受け取り方の世界だとあの人は教えてくれた。
幸せは、なるものではなくて、感じるもの。
毎日美味しく食べられて、子供達は元気、親も日々笑って暮らしてくれている。
爆撃機の襲来はなく、赤紙も届かない。
大好きな仲間達と仕事をさせてもらって、かけがえのない友たちと休みに集ってはくだらぬ話ばかりして。
失敗も成功も、うまくいくこともいかないこともそれなりにあるけれど、心は穏やかで平和だ。
絵に描いたような成功人生じゃなくていいや、自分の心が幸せを感じられるのなら。
遠い昔のご先祖様の誰一人欠けても、今はありえない。
時間をこえた大きな生命のほんの一瞬、命のバトンを今持たされているのなら、僕は必死で走ろう。