八重洲会議

八重洲会議－

僕らがそう呼んでいる会議がありました。出席者はたったの3人。

清須会議が本能寺の変後の勢力図を一新した会議であるとしたら、僕らにとっての八重洲会議は当社のその後の事業構造を一新した会議でした。

とはいえ開かれるのは東京駅最寄りのファミレスという清須城とは比べものにならない議場で。
終業後の夜も深い時間帯に終電迄という制限付きでおこなわれ、399円のビールと食べ飽きたフライドポテトがいつもの酒肴。
それこそ店の名前を考えるところから始まり、運営コンセプト、不動産探し、人材、内外装、車、備品、何から何まで3人で話し合い、ビールを御代わりしながら時に笑い時に悩み、今のお店の原点が論じられた会議でした。

同じ場所で、同じメンバーで、原点回帰のつもりで談笑。
そんな時間を過ごすとき、心の底から幸せを感じます。

きっと、もっと欲深くなければいけないのだろうでけれど、これもいい、このほうがいい、そう思うのです。

次は少し大きな規模の出店になりそうです。
原点回帰のつもりで、またもうひとつ、みんなで良い店を作ろう。