行列ラーメン店とタバコ屋さん
【日記】 2013.12.02
会社近辺の飲食店が、ここ最近3店閉店しました。
ランチ時に列をなしていたラーメン店、低価格とスピードを売りにしたお店、今っぽいおしゃれなイタリアンのお店。
いずれも立地は悪くなく、私程度の舌の持ち主は十分満足させてくれる味、スタッフの教育も悪くありません。
殊にラーメン店に於いては、ランチ時はいつも外まで並んでいました。
その斜向かいにあるタバコ屋さん。
世界的な禁煙ブームとコンビニや自販機の台頭があるにもかかわらず、弊社が日本橋に越してきて以来、脈々と営業を続けています。
オモテだけを見ていると、その底流にある真実を見逃してしまう、ビジネス界の典型のような風景です。
なぜラーメン屋さんは車道沿いに多くて、なぜ駅前には古いタバコ屋さんや本屋さんが多いのか。
そしてなぜ繁盛店が潰れて、おじいちゃんおばあちゃんがやっている駅前の古店が代々続いているのか。
経済コラムニストではないので詳説は避けますが、すべて、きちんと理由があるのだと思います。
きっと、それぞれのお店のBS、PL、CSに表れるレベルに留まらず、日本全体のBS、PL、CSに原因があるはずです。
我々もそういう大きな講図をしっかり把握しながら歩まねばなあ、と思い知らせれたランチ時だったのでした。