戦っています。
【お仕事】 2020.04.07
新型コロナウィルスの感染拡大による緊急事態宣言。
ここに至るまで、従事していただく皆さんには膨大な仕事量の増加を伴いながらも、こまめな検温、消毒、予防対策をとっていただきました。ほんとうにありがとうございました。
本日より緊急事態宣言終了期間の5月6日までの間、えがおは全店休業いたします。言うまでもなく国の感染予防対策への協力のためです。
これまで、えがおを楽しみに通所してくださる方々みなさんをウィルスから守り、且つ日常生活レベルを落とさないように、さまざまな観点から検討準備をくりかえし、事業所継続の方法を話し合い、実行してまいりました。
一方で、それをあざ笑うかのように感染者数は日々記録を更新し、たとえ今は元気でも誰がウィルスを持っているかわからない状況は、まさに国難レベルに達してしまいました。
苦渋の決断でした。
経営のためには事業継続、感染対策に万全を期すには休業。
みんなの生活。利用者様の生活。
休業となれば利用者様の生活機能は落ちる。会社は潰れるかもしれない。
事業継続すれば感染リスクを乗数的に抱え続ける。利用者様・スタッフに絶対万一があってはならない。
どう悩んでみてもこの二律背反のジレンマに100%の正解はなさそうでした。
ならば一番えがおらしい決断をしよう。そして僕らは休業を選択しました。
どうかご理解いただきたく思います。
休業期間中、希望される利用者様のお宅には個別に訪問し、3密を回避してマンツーマンで機能訓練を行います。
希望されない方を含め全員に、お電話で体調や日常生活の詳細ヒヤリング、安否確認を行います。
皆さまにいつも行って頂く体操のパンフレットを作って個別に手渡してまいります。
お手紙を書いてお届けします。おうちでできる体操の動画を作ります。急変や困りごとがあればすぐに駆け付けられるよう対応します。
社員一同、頭と手と足と心を使って、思いつく限りのことをしていきます。
スタッフの皆さんには、これまで、増殖するウィルスの恐怖のなか加感染者にも被感染者にもなりうる状況で誠心誠意お仕事に従事していただきましたこと、心から感謝申し上げます。長らく心労をおかけして申し訳ありませんでした。
この休業期間中、皆さんに代わって、社員一同力をあわせて利用者様のケアを精一杯させていただくつもりです、どうかご安心ください。
こんな状況ですが、赤紙が届くわけでも焼夷弾が降ってくるわけでもありません。今日も明日も衣食住はあります。
利用者様たちが経験されたであろう辛苦に比べれば、きっと何てことはありません。
今を我慢し、乗り越え、やがてこの騒動が終息して日常を取り戻した時に、全員が元気に笑顔でえがおで再会しましょう。
皆さんどうぞご無事であってください。